タミフルの効果を最大限に発揮するには

病気になったときには薬を服用することも多くあり、症状に合った薬を利用することになります。しかしそのような薬ですが、きちんと症状に合ったものを利用しなければ効果はなく無駄なものになってしまいます。ドラッグストアなどで売られているものは薬効性のある成分が含まれていますが、ピンポイントに対応するものでなく様々な症状に効くように出来ているものがほとんどになります。

そのためどんな病気にかかっているかわかっている状態ではピンポイントに効果があるものが必要であり、ドラッグストアでは売っていないものが多くなります。そのため病気にかかった場合には医者に行き、診察をしてもらい薬を処方してもらうことが大切になり、インフルエンザなどではそれが顕著になります。インフルエンザにはA型やB型など様々な型があり、それによって症状にも変化があります。

そのようなインフルエンザですが、医者で処方される薬に抗インフルエンザ薬のタミフルがあります。これはインフルエンザに効く薬になりますが、A型とB型に感染していると診察された場合に処方される薬になります。そのためC型に感染していてもタミフルを飲んでも効き目がないので、注意することが必要になります。

またタミフルを処方されたときに効果を出来るだけ高くするためには、インフルエンザの症状が出てから出来るだけ早くタミフルを服用することが必要になります。タミフルの効果はウイルスの増殖を止めることであるため、症状が悪化してから増殖を止めてもウイルスの数は多いままになります。そして48時間を過ぎるとウイルスの増殖スピードは低下していくので、症状が出てから2日以内に服用することが効果を十分に発揮する期間になります。

タミフルの副作用

タミフルはインフルエンザウイルスに感染した際、一般的に医師から処方される薬剤です。インフルエンザウイルスに直接作用し、ノイラミニダーゼというインフルエンザウイルスの増殖に欠かせない酵素の働きを阻止し、ウイルスの増殖を抑える働きをします。一般的なA型、B型の他、2009年に新型とされたA/H1N1にも有効とされています。感染の初期に投薬する事で、症状の緩和や治癒期間が1~2日間短くなる事が期待できます。このように、タミフルはインフルエンザウイルスに対して大変有効な薬として認知されていますが、副作用による未成年者の異常行動や幻覚等による事故も確認されており、特に子供への使用に当たっては注意が必要な薬です。

厚生労働相の研究においても、突然走り出す等の異常行動を起こす割合は、タミフル服用時の方が1.5倍高いという結果が出ています。症例数が少ないため、明確な結果は出ていませんが、特に10代の服用には注意が必要です。その他の副作用として、ショック・アナフィラキシー、肝臓の異常によるだるさや食欲不振や吐き気、皮膚・粘膜障害による発疹・発赤、急性腎不全、血液成分の異常、肺炎、意識障害、けいれん、出血性・虚血性大腸炎等があります。

その中でも、肺炎は、38度以上の高熱、激しい咳、胸の痛み等の症状がありますが、これらの症状は、インフルエンザそのものの症状であったり、他のウイルス感染によるものであったり、タミフルの副作用であるのか区別がしにくく、タミフルの副作用による肺炎は定義が非常に難しいが現状です。そのため、病院でレントゲン等の検査を受けて、適切な処置を受けるのが重要となります。

小児と大人では処方されるタミフルに違いがある?

タミフルは経口投与をするタイプのインフルエンザ治療薬ですが、カプセルタイプとドライシロップタイプの2種類があり、患者に応じて使い分けられるのが特徴です。インフルエンザの患者にタミフルを処方するとき、患者が成人もしくは体重が37.5kg以上の小児であり、服用に関して特に問題が無い場合はカプセルタイプが処方されます。一方、体重が37.5kgを下回る幼児・小児や、食べ物や飲み物を飲み込む力が衰えており、カプセルタイプを投与すると喉につまるおそれがある高齢者などに対しては、ドライシロップタイプが選択されます。タイプを選択する基準として37.5kgの体重値が用いられていますが、これは小学校高学年の男女の標準的な体重にあたります。

インフルエンザの症状がでる度に小児科のある病院に通っている子供は、10~11歳に達した段階でドライシロップタイプからカプセルタイプに切り替えられる可能性があります。タミフルは、カプセルタイプとドライシロップタイプともに1回あたり75mg分を体内に取り込むのが基本ですが、体重37.5kg未満の幼少児の場合は体重1kgにつき2mg分が1回分となっています。日本の調剤薬局で手に入れる場合は、薬剤師が1回分ずつ分包してくれるので、薬を飲む側が飲む量を間違える可能性を心配する必要はありません。しかし、通販サイトから外国製のドライシロップタイプのタミフルを手に入れた場合は、購入時についてくる注射器で1回分の量を取り出す作業を行わなければならないので注意が必要となります。
取り出す量を間違うと、薬剤を飲み込んでも効果が十分にあらわれなかったり、副作用が発現するリスクが高まる可能性があるので、注射器についている目盛りをみながら、慎重に1回分の量を取り出しましょう。