タミフルはインフルエンザ治療薬の代表的な薬です。インフルエンザ治療には主にタミフルをはじめとしたノイラミニダーゼ阻害薬が使用されます。
ノイラミニダーゼ阻害薬にはタミフルの他にリレンザ、イナビル、ラピアクタの3種類が存在します。リレンザ、イナビルは吸入薬、ラピアクタは点滴薬ですが、タミフルは内服薬で、投与が容易な手段であるため、タミフルは最も多く使用されていました。
しかしタミフル内服中の異常行動が多くの患者でみられました。特に10代の異常行動が多くみられたため、厚生労働省では警告が出され、10代のインフルエンザ感染症の患者に対してタミフルの使用を控えるように指示がありました。
この異常行動に関してですが、子供に対して警告が行われていますが、子供にしかこの異常行動は起こらないのでしょうか。これに関してここからは解説します。
結論から申し上げると、異常行動は成人でも起こることはあります。実際に異常行動を起こした例が報告されています。ただ子供の方が異常行動が起こりやすいのは事実のようです。
というのも子供は脳組織が未発達であるため、こういった影響を脳が受けやすいためと考えられます。
またなぜ10代において重大な事故が起こるかというと、10代になると肉体的にも発達していくため、大人の静止を振り切ってしまうことがあるのです。
ただ異常行動はタミフル使用中にのみ起こるわけではありません。他のノイラミニダーゼ阻害薬を使用している場合においても異常行動の報告はあります。
それどころかノイラミニダーゼ阻害薬と異常行動との因果関係すら未だに解明されていません。とにかくインフルエンザ感染症治療薬を使用する場合には熱が出ている間は異常行動が起こらないか周りの方が目を離さないようにしましょう。